朝起きてしばらくの間痛んだり
長い時間歩いた時などに表れるタイプの腰痛
それが「後屈障害型腰痛」です。
後屈障害型腰痛がおこる理由は、脊椎の老化です。
年齢を重ねるとクッションの役割をしていた
椎間板の能力が落ち、変形した骨が
神経を刺激圧迫して腰痛を起こすのです。
後屈障害型腰痛の原因の多くは
年齢によるものです。40代、50代ともなれば
これまで酷使されてきた水分量の減った椎間板により、
骨と骨が摩擦して椎骨にトゲのようなものができ、
それが神経を刺激したり圧迫することで痛みが走ります。
後屈障害型腰痛の原因の多くは年齢によるものです。40代、50代ともなればこれまで酷使されてきた水分量の減った椎間板により、骨と骨が摩擦して椎骨にトゲのようなものができ、それが神経を刺激したり圧迫することで痛みが走ります。
無理な姿勢をとらず正しい姿勢をキープすることが肝要。あぐらをかいたり、足組みをしないこともそのひとつです。
仕事中などは腰椎骨盤用のベルトを使用します。ただし、長期に渡り継続使用すると筋力が低下しますので、さしさわりのない時はベルトは外しましょう。
腰を冷やさず、筋力低下を防ぐ腰痛防止ストレッチを普段から実施しましょう。
腰の位置に座布団やクッションを敷いて仰向けになります。両手で両膝をかかえてぐーっと引き寄せるようにして、腰を伸ばしたままゆっくり10カウント。
座布団をはずして、片足をまっすぐ伸ばします。反対の足は両手で膝を抱えた状態のまま。
手で膝を引き寄せるようにして、伸ばした方の足もさらに目いっぱい伸ばすイメージで静止し、ゆっくり10カウントします。
正座が苦手でないならば、このストレッチも。
正座の状態から両手をまっすぐ伸ばして上半身を床に近付けて腰を伸ばしていきます。無理しないレベルでやりましょう。
ストレッチは痛みを伴ってはいけません。実施中に痛みがあった場合は中止します。
また、普段から腰を冷やさないようにしましょう。温熱湿布などを腰に貼るのも一案です。
特に腰痛用ベルトをし続けていると筋力が低下しがちです。上記のストレッチを基本に、背筋腹筋を無理しないレベルで鍛えるようにしましょう。
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